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今からでも遅くない。いますぐFPを取得した方が良い理由

FPの資格は年齢に関係なく、取得することで人生において有利なことがたくさんあります。今回はFP資格を取得するメリットを紹介していきます。

FP資格とは

FPと聞くと多くの方が保険屋さんを想像するでしょう。FPに相談してもらいに行ったら、保険を買わされるんじゃないかと思ってしまいますよね。でも本当のFPは保険を売ることでは無いのです。

FPとはお金のホームドクターのような存在です。ホームドクターとはかかりつけ医のような存在で、身近にお金のことを何でも相談できる人のことを言います。特にお金の事って人になかなか相談できないですよね。FPは個人情報保護の方針をしっかりと理解し、正しい倫理観を持って相談業務に努める人のことを言います。

FPはお金に関する知識を幅広く得られる

FP技能士試験の出題範囲は、家計管理、老後の生活設計、教育資金、年金、社会保険、住宅資金、資産運用、税制、保険、介護・医療費、相続・贈与など多岐に渡ります。人生に必要なマネーの知識がほぼ全て詰め込まれています。FPとしての活動をしない人でも、自分の人生に活かすことができます。

たとえば、公的年金社会保険の知識があれば、余計な保険を契約する事もなくなるでしょうし、賃貸契約のときに違法な契約をさせられる事もなくなります。

ここまで読んだ方の中には、こんなに多くのことを勉強するなんて大変だ!なんて思う方もいるかも知れないですが安心してください。試験範囲は広いですが一般常識のような問題も多く、思ったより簡単に習得できるんです。3級は毎日30分、過去問を2ヶ月間くらい解くだけで合格できますよ。

3級でも日常生活に必要なマネーの知識が深まる

3級は受験資格が無いため、だれでも6,000円程度の受験料を支払うだけで受験ができます。資格の維持費も無いのでコスパの良い資格です。もし3級の勉強がきっかけでもっと深く知りたくなった方は、続けて2級にも挑戦すると良いでしょう。2級はFPとしての活動をしない方にとっても、実生活に役立つ3級以上の知識が得らるメリットがあります。

FP技能士試験は合格率が高い

不合格になったらどうしよう、受験料が無駄になるのはいやだなぁと考える方も多いと思います。実はFP試験は合格率が結構高いんです。3級では7割以上の合格率、2級でも4割程度の合格率となっています。他の資格では何年に1回、難問が出たせいで合格率が低くなることがありますが、FPはそんな事はありません。過去問と同じ問題が出題される事が多く、試験の内容が安定しているので、過去問を1年分くらい解くだけで十分な試験対策になります。自己啓発としても小さく始めることのできる資格の一つと言えます。

簿記の知識があるとちょっとだけFP試験に有利

メリットとは少し違うかもしれませんが…FPと簿記はとても親和性の高い試験です。どちらか一方の知識があれば、もう一方の試験がちょっと有利になります。

FP技能士試験では簿記の知識があると有利な問題が少し出てきます。法人と役員の間の資金や不動産の譲渡を行った際の経理処理の方法や、法人契約の保険の経理処理の方法を問われる問題が出てきます。この問題で簿記の基本的な考え方が身についている人は、簡単に解けるはずです。簿記を持っている方、FP試験にも挑戦してみてはいかがでしょうか?

FPと名乗ることができる

ファイナンシャル・プランナーと名乗ることができます。これも立派なメリットです。フリーランスの方は名刺に肩書として記載することもできますし仕事の幅も広がることでしょう。企業に努めている方は、社内FPとして社員の相談に乗ることもできます。退職金の使いみちや確定拠出年金の運用など、一般企業内でもFPとしての活動が可能です。ちなみに肩書として名乗る場合、2級以上に合格していることが望ましいとされています。

さいごに

比較的簡単に取得できて就職にも有利、維持費も掛からないのでとても良い。コスパが良すぎる資格だと思います。FP技能士試験をきっかけに、社労士や行政書士、税理士の資格を目指す方も多いです。これらの資格はFPと親和性が高く、FPとのダブルライセンス、トリプルライセンス保有している方も多くいらっしゃいます。

独立も夢じゃないでしょうし、企業内でも一目置かれる存在になれるでしょう。年齢関係なくおすすめできる資格です。興味がある方は是非挑戦してみてください。