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【書籍紹介】ちょっと気になる社会保障

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読書は1か月に1冊と決めていたのですが、読みたい本があってついつい買ってしまいます。

今回は「ちょっと気になる社会保障」になります。

タイトルは入門本のような柔らかさですが、読み進めるには社会保障、特に年金制度に関する一定の知識が必要になります。
年金制度に対してマイナスのイメージを持っている人が多いですが、なんとなくなイメージでマスコミが言っていることを鵜呑みにしているところが有るのではないでしょうか?

FP試験で公的年金制度についてある程度理解していたつもりでしたが、いやー難しいですね(笑)

そんなこの一冊ですが、結構面白いですし、知識をアップデートしたらまた読み返したいです。

いろいろ衝撃を受けた部分があるのですが、日本は税率や保険料率が高齢化率に追いついてないことが結構衝撃でしたね。あとは介護保険はこれまで高齢者のための保険というイメージを持っていましたが、親を介護する現役世代の負担軽減の意味合いももっているということです。
日本って結構無理をして、国民のために制度を維持してくれてたんだと理解しました。

あとこの本ですが、メディアや野党に対して毒づく記述が結構あるんですよね。
社会保障制度を正しく理解してもらいたいのに、多くの批判されがちな状況に対する著者の気持ちがにじみ出ています。少し特徴的な文面なので、書店で少しページをめくってから買うことをお勧めしたいと思います。