ほんだのにっき ~資産形成編~

インデックス投資~配当~優待~

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【2023年版】資産運用の戦略について

昨年はつみたてNISAと確定拠出年金の認知度が一気に広がった年だと思います。
我が家ももちろん夫婦ふたりとも制度を利用していますが、情報整理を兼ねて記事にしてみました。
今回はアセットクラスではなくて、制度ごとの方針や使い道をまとめました。

それでは本題に入りましょう!

 

資産運用戦略

私の積み立ての状況を図にしてみました。
大きく分けると高配当株、つみたてNISA、確定拠出年金の3グループになります。
上段の金額は毎月の買い付け金額で、下段は使い道です。

 

 





高配当株

最初のグループは高配当株です。
今を楽しむため、生活を豊かにしてくれる財産です。
この中には優待株も含まれています。

このグループからは毎年配当と株主優待が生み出されます。
ちなみに昨年の年間配当は税引後で20万円でした。
相場が大きく下落したチャンスを狙って買い付けているので、年間の買い付け額や配当金の目標額はありませんが、期間を決めずに継続的に買い付けていくことで、配当期が少しずつ増えていきます。


給与収入とは別のもう一つの収入の源泉です。
本業の給与の昇給が無くても、このもう一つの収入源が増えてくれると、トータルでは昇給したようなものだと考えるようにしています。

 

 

つみたてNISA

ふたつ目はつみたてNISAです。夫婦で3.3万円ずつ、合計6.6万円を買い付けています。
こちらは20年間の非課税期間を利用して、将来のマンション購入の頭金にする予定です。それでも余ったら子供の養育費に充てるつもりです。

NISAは2024年から制度が変わりますが、切りの良い金額に変更するだけで方針は変わらないでしょう。
非課税期間が無期限になり非常に使い勝手の良い制度になりました。
新NISAはまとまったお金の準備のための「貯金箱」のようなイメージですね。

マンションの購入後は住宅ローンの返済が始まりますが、それでも余裕資金があれば積み立てるつもりです。


確定拠出年金

最後は確定拠出年金です。夫婦で7.3万円を毎月買い付けています。
確定拠出年金はその制度の特性のとおり、老後資金の目的で積み立てています。

私が60歳になり確定拠出年金を現金化できる年齢になる頃、将来生まれる子供は大学進学の時期になると予想できます。
今後の運用次第になりますが、想定している利回りよりも良かった場合は子供の学費に充てるのも良いでしょう。

 

 

さいごに

簡単ではありますが、我が家の資産運用の戦略でした。
ちなみに、想定利回りは年率3%で増える想定で、それぞれのグループの積み立て目標金額を設定しています。
いわゆる4%ルールというものがありますが、それよりも若干悲観的に考えた利回りですね。

このような形で、いま積み立てている資産を「いつ」「何に」「どのくらい」使うのか、ゴールを設定して定期的にチェックすることをお勧めします。。
将来の見通しが見えるとお金の不安が取り除かれると思いますよ。

【今月の一枚】HISへ行ってきました

1ヶ月を代表する1枚の写真を紹介する「今月の1枚」シリーズ!

2023年1月の1枚はこちらです!

 

 

HISでとあるパッケージツアーを契約した直後の1枚です。
私も奥さんも人生初めての海外旅行なので、契約直後の興奮冷めやらぬときの1枚です。

行先は某ヨーロッパの国です。言葉は通じるかとか、初めての長距離飛行機に耐えられるかとか不安は色々ありますが、とにかく楽しみで仕方がありません。

 

私たち夫婦は観光地のランドマークを見るよりも、現地の人たちが生活する様子を見て感じることを重要視するタイプです。本当に何でもない生活道路を歩いたり、スーパーで何が売っているのか見てみたり、そんな遠い国の何でもない、自分の常識とかけ離れた日常を感じ取りたいんです。

旅行をブログに投稿するのはだいぶ先ですが、楽しみに待っていてくださいね(^^♪


【資産状況】2023年1月の運用状況

2023年1月末時点のポートフォリオの状況です。

プロフィール

都内23区住みの共働き夫婦。子供はいませんが、近いうちに一人目が欲しいと考えています。
夫30代、妻20代です。

 

 

アセットアロケーション

筆者(夫)のアセットアロケーションです。奥さんもつみたてNISAとiDeCoをしていますが記事の対象外にしています。
7割が株式を占めていますが、ふたり暮らしの今は多少のリスクは問題無いと思っています。

アセットアロケーション

積み立て状況

eMAXISオルカンと、確定拠出年金の外国株式インデックスをメインに積み立てています。あとは国内債券の投信を毎月5000円積み立てています。価額が下落していて保有比率が下がっているので、リバランスを兼ねての買い付けです。2023年も引き続きオルカンをメインに積み立てる予定です。

積み立て状況

現行制度のNISAは今年で終わってしまいます。来年から始まる新NISAは年間の非課税枠が大きくなるので、今年はキャッシュを温存しておこうかとも迷いました。
いろいろ悩みましたが、新制度の開始後に非課税枠を利用して買い付けし直すという結論に至りました。今年も淡々と積み立てていきますよ。

耳かきのやりすぎにはご注意を

2023年のお正月が終わり、いつもの日常生活に戻った頃でしょうか。

私はというと、昨年から耳の調子が悪くなり音が聞き取りにくくなっていました。
原因は耳かきのやりすぎですハイ。

耳垢が少しでも残っているのが気になってしまい、毎日耳かきで耳の中をガリガリと削る癖があったのですが、この癖が原因で耳の中に菌が入り込み炎症を起こしてしまいました。

耳かき癖がなかなか抜けなくて、聞こえなくなるたびに耳鼻科の先生に診てもらっていました。

耳鼻科の治療費もバカにならないので、
おくさまにお願いして耳かきを隠してもらいました。
強制的に耳かきができない状況を作り出すのが一番良いですね。

日常生活の中でも聞き取りにくくて聞き間違いがありましたが
今はほとんどありません。

おくさまからは、
「あなたの聞き間違いは面白かったからつまらないわー」
と言われてしまいましたw

アラフォーになりましたが、自然治癒力の衰えを感じます。
病院のお世話になる頻度も上がってきました。

病院で明細書を受け取るたびに、社会保障制度のありがたみを感じます。

FPキャリアセミナーを受講しました

 

先日、FP協会で開催しているセミナー『FPキャリアセミナー』に初めて行きました。

FPキャリアセミナー

FPキャリアセミナーとは、CFP資格者の起業の体験談や心構えなどを聞くセミナーです。
いつかFPとして活動したい方や、独立したい方向けのセミナーです。
各地で定期的に開催しているようです。

私は近々独立したいわけじゃないですが、興味はありました。
会社員として働いていると、独立している人って生き生きしてるように見えますよね。

 

セミナー会場

私が行ったのは東京で開催されたFPキャリアセミナーです。
場所は虎ノ門タワーズオフィスでした。

この場所、最寄り駅がたくさんありますが、私は溜池山王駅から向かいました。
余裕をもって30分前に溜池山王駅に到着していたのですが...ここから虎ノ門タワーズオフィスまで迷路のような道を歩かなければなりません。
結局私が現地到着したのは10分前を切っていました。
初めて行く方は余裕をもっていくことをお勧めします。

ビルに到着すると、目的のフロアまでエレベータで移動です。
このエレベータも特殊なものでした。
エレベータ-ホールに入る前に、壁にあるキーに目的のフロアを入力します。
そうすると、乗るエレベータのアルファベットが表示されるので、それに従ってエレベータに乗って会場のフロアまで行きます。

会場に着くと受付ですが、受付はFP協会のマイページから表示したQRコードをかざします。
こんなにスマートな受付は人生初でした。すごいです。

 

セミナー

着席場所は自由です。定刻になるとセミナーが始まりました。
CFP認定者2名の方が独立までの経緯や、仕事の内容について1時間ずつお話してくださいました。
私が知りたかった集客のチャネルですが、お一方はWebを使ったりFP協会の活動で出会った方からの紹介を集客源にしており、もうお一人はお客様からの紹介のみで顧客を増やしていました。

登壇者のお二人がそろって話していたのは、スタディグループで作った人脈です。
スタディグループには士業とダブルライセンスで活動している方も多くいらっしゃいます。
知識が強化できるし良いことづくめですね。

 

セミナー終了後

セミナーが終わったら、簡易レポートを提出して終了です。
感じたことを5分程度で書いたら終わりです。

帰りのエレベータも行きと同じシステムでした。
そのとき出る階層を間違えたようですが、地下からでも外に出られるようです。

今回セミナーを受講したことは良い刺激になりました。
ぜひともまた参加したいです。






FP3級のオススメ勉強方法

FP3級は忙しい方でも隙間時間を利用すれば比較的簡単に合格することが可能です。
私が受験した時の勉強法を紹介します。

勉強時間

まず皆さんが一番気になるであろう勉強時間です。私は試験3か月前から勉強を始めました。
1日当たりの勉強時間は30分~1時間程度です。勉強の大部分は通勤中の電車の中でした。
家で机に向かって勉強をしたのは全体の2割程度です。

試験3か月前~

何事もスタートは辛いものです。FPの扉を開いたばかりの無知な状態。
いきなり過去問に挑戦することはモチベーションに繋がらないと思い、まずはテキストを1冊購入し通勤中に読んでいました。知らないワードがどんどん出てきますが、まずは雰囲気に慣れることを重視し、分からないワードはひとまず飛ばして読み進めました。テキストが2週目に入ったら分からないことはネットで調べたり、YouTubeで解説動画を見たりしていました。

個人的に動画はかなりおすすめです。一人で読み進めていると腑に落ちない部分が結構出てくるのですが、動画の解説を見ると知識の定着度が増していきます。テキストと動画を併用するのが良いと思います。
最近は素晴らしい動画を作成している方が多いので是非さがして、お気に入りの方を見つけてみてください。ちなみに私は「お金の寺子屋」さんの動画を見ていました。

試験2か月前~

いよいよ過去問に挑戦します。まずは学科試験(午前)の問題に挑戦しました。1週間ほど過去問を挑戦していくと苦手分野が見つかってくると思います。見つかった苦手分野はテキストや動画を見て復習していました。特にお世話になったのは「FP3級過去問道場」さんです。無料なことに加え、分野別の正答率も集計してくれるので、これで苦手分野のあぶり出しをしていました。
ちなみにですが、私の苦手分野は不動産と事業承継の2つでした。

試験1か月前~

1か月前になると学科試験はそれなりの正答率になってきます。そこに加え実技試験(午後)の問題も並行で始めました。実技試験は学科試験が問題なければ、あとは慣れの問題ですね。
この辺りまで来るとテキストを読む頻度は減っていましたが、なかなか理解できない問題があったときなどに読んでいました。
あと電卓に使い慣れておくことも大切です。普段パソコンの電卓かエクセルしか使わないので、勉強中は必ず電卓を使うことを意識しました。

試験2週間前~

試験直前は過去2年分の過去問に挑戦し、合格ラインを超えるかチェックしました。
間違えた問題は復習して2度と間違えないようにします。ここまで私と同じように学習を進めていれば、8割以上の正答率は取れるので自信をもって当日の試験本番に臨めます。
あとは「お金の寺子屋」さんの動画を見て知識を総復習しました。

さいごに

以上、私のFP3級を受験した時の勉強法を紹介しました。
FP3級は勉強時間より勉強を続けた日数がモノを言うと思います。

試験に合格すると自分に自信が付きますよ(^^♪
あとFP3級は広い分野が出てきますが、勉強を進めていく中で得意分野や興味のある分野が出てきたら、その分野のプロフェッショナルを目指すのも良いと思います。

定年退職後にガンが見つかる。どうすれば良いのか分かりません。

管理人が相談を受けた知人の相談ケースをご紹介いたします。
※個人が特定される恐れのある内容は消しています。

相談者プロフィール

夫:68歳
某企業を65歳で定年退職、現在の主な収入源は年金収入となっている。
健康保険は65歳まで勤めていた企業の組合健保の特例退職被保険者として加入している。糖尿病の病歴あり、ペースメーカーを付けている。
妻:65歳
専業主婦。正社員として雇用されたことはない。
※今回の相談者様
長男38歳、二男35歳
両親と同居している。学校卒業からずっとフリーターとして働いている。
 
 

相談内容

先日夫にガンが見つかり、入院抗がん剤治療を受けることになりました。
生活費は年金を頼りにしており、貯金はほぼありません
入院中の医療費、退院後の通院費に家計が耐えられるか心配です。

突然のガン発見で慌てたことと想像します。
突然の入院や抗ガン治療を受けるだけでも大変なところに、家計も気にしなければいけません。
かなり切羽詰まっているかと思いますが、日本のセーフティーネットはかなり手厚いです。
どんなものがあるか、ご紹介します。

健康保険の高額療養費制度を頼る

健康保険を利用すると、医療機関の窓口負担は70歳未満は3割負担になります。健康保険には高額療養費制度というものがあり、3割負担の自己負担額から質問者様の旦那様の場合、1ヶ月あたり約9万円弱を超える負担は高額療養費として戻ってきます。
通常、高額療養費の給付を受けることが出来るのは早くても入院から3ヶ月先になってしまいますが、限度額適用認定証を医療機関で提示することで、自己負担を事前に約9万円とすることができます。まずは加入されている健康保険組合へ連絡し限度額適用認定証の交付をしてください。
更に質問者様の旦那様が加入されている健康保険組合付加給付という制度があります。付加給付というのは健保組合独自で定めている給付のことを言います。お調べしたところ、25,000円以上を超える自己負担額は付加給付金として還付されますので、最終的な医療費は1ヶ月あたり25,000円に抑えることが出来ます。想像されているより毎月の医療費は安く抑えることが出来るのでご安心ください。
ただし入院中の食事代や差額ベッド代は、この給付の対象外ですから負担が必要なことをご承知おきください。

※付加給付は加入されている健保組合によって異なります。付加給付の制度が有るか健保組合のホームページを見るか、健保組合へお問い合わせください。

保険には入っていなかった

質問者様の世帯はこれまで保険に全く入っていなかったとのこと。大企業にお勤めで給料も高かったことから、貯金はあまりしてこなかったそうです。十分な貯金があるなら保険は必要ありませんが、貯蓄をされていない場合、生活費が無くなるリスクがとても高いです。このような方にはぜひ定期保険への加入をお勧めします。

 

ペースメーカーを付けていれば障害認定を受けれる可能性あり

質問者様の旦那様はペースメーカーを付けているとのこと。ペースメーカーを付けている場合、障害認定を受けることが出来ます。障害認定を受けると、所得税の減額や公共交通機関の運賃が無料になったり、公共料金の割引など多くのメリットがあります。まずは市区町村の窓口にご相談することをお勧めします。

 

住みかえることも視野に入れて

まずは病気の治療に専念すべきですが、通院し病状が安定してきたあたりで、可能であれば住み替えも検討すると良いでしょう。
いま住まれているマンションは子育てを目的とした間取りのため、やや広く、都心に近いです。
マンションの売却益で少し郊外の賃貸住宅に住みかえれば、当面の生活費を確保できる可能性も出てきます。いまの住処からの移動に少しでも抵抗があるならばお勧めいたしません。

 

働き盛りの子供を頼る

お二人のお子様は共に働き盛りです。経済的に独立されているようなので、少額でもお子様から支援を受けれないか相談するのも一つの手です。支援の相談ができなくても良いので、まずは旦那様の病状やいまの家計の状況をお子様お二人に話すと良いでしょう。

 

さいごに

資産形成、ライフプランは長期の視点で見ていくことが重要です。人生には突然リスクが降りかかってくるものです。最低限のリスク対策を気にかけることが大切です。問題が無いときでも気軽にFPにご相談いただくことをお勧めいたします。
いざというときは公的なセーフティーネットがたくさんあります。病状や収入に応じた公的な支援制度がたくさんあるので、安心してください。ご相談いただければFPがお答えいたします。