ほんだのにっき ~資産形成編~

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将来への備えに必要な個人向け国債

株式市場のアップダウンが激しい状況が続いています。
そんな中ですが、私は初めて個人向け国債を購入しました。

個人向け国債

購入額はピッタリ100万円分です。
資産運用を始めて10年以上が経ちますが、新しい金融商品に触れるのはワクワクするものです。
とはいっても証券会社のWebページ上で金額を指定しパスワードを入力するだけなので、株式や投信の購入と操作感に変わり無いですが(笑)
いつも衝動的に新しい金融商品に飛びついてしまう私ですが、今回はしっかり夫婦間で2ヶ月くらい相談したうえで購入しました。

購入に至った経緯

個人向け国債の購入は今年の6月ごろから考え出すようになりました。
お金の話はよく夫婦でするのですが、切っ掛けはお互いの資産をまとめてみたところ、現金の比率が高まっていることに気が付いたことから始まります。

普段ならオルカンや個別株のスポット購入に充てるところですが、運用額がある程度大きくなり債券アセットの比率も高めた方が良いと考えこと、私が40歳の節目の年齢を迎えたこと、子供を産む決断をしたことの3点の理由から、私が個人向け国債の購入を提案しました。

妻は日ごろから新しい金融商品には近づかない様にしているのですが、珍しく強く賛成をしてくれました。

 

個人向け国債の良いところ

改めて個人向け国債のメリットを考えてみました。
月並みですが以下の5点を私は挙げます。

1.元本保証である安心感

  何と言っても元本保証、これに尽きます。
  満期までの保有でも途中で換金しても、購入時と同じ額面で戻ってきます。
  高いリスク許容度が求められない点は大きなメリットです。

2.利率が定期預金よりも高い
  同じ元本保証の定期預金と比較すると金利が高いです。
  私が購入したときは変動10年国債で税引き前で年利0.61%でした。

3.1年経過後はいつでも換金が可能
  購入から1年経過すればいつでも換金が可能です。
  実際に1年経過した後すぐに換金してしまうと、過去1年間の利子相当額が中途換金調整額として差し引かれてしまうのでプラマイゼロになってしまいますが、10年以内のライフイベントに備えておく資産の置き場所として最適と私は思います。
  

4.最低利率が保証されている

  どんなに金利が低かったとしても最低金利0.05%が保証されています。
  これからの金利ある時代において心配ありませんが、今後再び低金利の時代が訪れても安心ですね。

 

個人向け国債の出口戦略

個人向け国債の使い道ですが、私は「将来生まれる子供の教育資金」「緊急時の待機資金」として利用するつもりです。
個人向け国債は低リスクな商品です。リスクの高い株式は15年以降のライフイベントの為に運用しますが、個人向け国債は概ね15年以内に使用する資金や、緊急時の換金を目的として保有します。
100万円では教育資金としては心もとないので、数年をかけて個人向け国債を購入していくつもりです。